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伊笠間養成学校

780ドッグトレーナー養成ビジネス
  もちろん、あなたがドッグトレーナーとして活躍することもよいでしょう。
しかしあなたに、若干の資金とビジネス経験があるのであれば、 「金儲けの鉄則は、金儲けをしたい人から」
とも言われるように、 ドッグトレーナーになりたい人を対象にした方が、より利益をあげることができます。
 
「犬のトレーナーになりたい」「可愛いワンちゃんと一緒に楽しく仕事がしたい」
でも、修業は嫌!住み込みなんてとんでもない!!
きつい・きけん・きたないじゃなくって、知的な仕事がしたい。
「犬に理解のある優しい人なのだと、自分で思いたいし、周囲の人に思われたい」
そんなドッグトレーナーを夢見る人がたくさんいます。

ドッグトレーナー養成ビジネスなら、そうした人達の夢のお手伝いをしながらお金儲けができるのです。
まずは、団体を立ち上げましょう。家庭犬しつけ指導協会などといった、もっともらしい名称の団体を
自分で立ち上げ、協会公認の資格を発行すればよいのです。
設立に際して許認可などは必要ありませんし、資格や経験なども一切不要です。

大金を払って資格を得た人にしても、自分の得た資格は、なるべく価値のあるものに見せたいのです。
認定証も箔のあるものの方が喜ばれます。 開業後には自分のHPに掲載できるほど見栄えのするものにして
あげるとよいでしょう。 また、資格に等級をつけることで、長期にわたって収益をあげることができます。
施設があればベストですが、なければ通信教育でもかまいません。 ときどき、肩書のある有名な人を招いて
セミナーを開催すればいいのです。 教材は、市販の書籍を購入させて教本にしても良いのですが、
犬学や動物行動心理学の本を参照に、 オリジナルの教材を作成したほうがもっともらしくなるでしょう。
資金があるのであれば、一般の愛犬家を対象とした犬用のデイケア施設といったものを併設して、
生徒の実習施設とすれば、わざわざ人件費を払って従業員を雇うこともなく運営することもできます。

「でも、犬の訓練なんてしたこともないしできません。」という人もいるでしょう。
大丈夫、そもそもあなたが犬を訓練する必要などまったくないのです。
そもそもしつけ教室では、犬に訓練をするのは飼い主さんなのですから。
トレーナーやインストラクターは、飼い主に教えるのが仕事ですから、犬の訓練などできなくてかまいません。
ましてやあなたがするのは、そのインストラクターに、飼い主への教え方を教えるだけなのです。

生徒さんには、開業後もトレーナーには犬を扱う技術は必要ではないことを、初めにきちんと教えておきます。
「技術を持たない飼い主さんでも教えられる方法を教えるのですから、技術なんて必要ありません。」
この一言で、実技教習はほとんど不要なものになります。 もしも、飼い主さんに実際の方法をきかれても、
「大切なのは飼い主さんのいう事をきくことであって、トレーナーのいう事をきいても意味がありませんから」
と言えば、トレーナーがやって見せる必要もないことを伝えておけばいいのです。
当然にこのようなドッグトレーナー資格ですから、犬には通用しませんが、飼い主さんには十分に通用します。
トレーナーを目指す人に対しては、「犬に教えるのではなく、飼い主に教える」ことを徹底しましょう。

商売としての心得
生徒の募集に際しては、新卒・主婦・脱サラ・定年退職者など、なるべく対象を広くしましょう。
通学しやすいような立地や授業時間帯の設定は重要です。
資格取得までの期間は、長すぎず短すぎず、が肝要です。

資格を与えて開業に導くまでがあなたの仕事です。
そのトレーナーが稼げるかどうかは、本人次第の自己責任です。
さほど心配しないでも、たくさんの生徒を集めれば、それなりに商売上手な子が、何割かは必ずいるものです。
そもそも大金を払って資格を得た人たちは、自分の得た資格をなるべく大層なものに見せたいのですから、
うかつに悪口は言いません。 むしろ気を付けるべくは、脱落者を少なくすることが大事です。
世の中の常で、脱落者は自己正当のために悪口を言って回ります。




     
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