しつけ教室編



802しつけ教室で学ぶこと
しつけ教室で学ぶこと
 
何を教わりたいのですか?
しつけ教室を選ぶ前に、あなたの犬に今何をすべきなのかを知ることが重要です。
何を教えてくれるしつけ教室なのかを、きちんと見定めなければいけません。
多くの教室では、教える内容や方法は、教え手の都合によって選定されています。
もちろん、そのこと自体は悪いことではありません。
それをわかってさえいれば、愛犬家は、それぞれご自身が望む教室を選べば良いのですから。

しつけ教室では、生徒は犬ではなく、飼い主です。
生徒である飼い主は、先生であるトレーナーから、犬への教え方を教わるのです。

犬への教え方といっても、何を教えるのかが明確ではありませんね。
しつけの仕方といっても、何がしつけなのかも、人それぞれです。
犬にどのようになってほしいのか、そのために飼い主がどの程度のことができるのかによって、選ぶことのできる選択肢はそれぞれです。
「・・・・・だけ」できるようにしたい。しかしながら、多くの飼い主は、「どのようになってほしい」
と言うその希望が、難易度の高いものなのか、 低いものなのかさえ分かっていません。

・他の犬とも自由に遊んでかまわないけど、呼んだら必ず戻ってくるようにだけ。
・幼稚園の娘の友達が遊びに来たとき、その友達に跳び付かないようにだけ。
・部屋の壁やカーテンにおしっこをかけないようにだけ。
・夜中や留守中に吠えないようにだけ、してくれればそれでいい。

簡単に言うこの一言の難易度たるや、 ましてや、「だけ」という言葉を使う飼い主ほど、実践は難しいのです。
なぜなら訓練は、積み重ねであり、基本の応用です。
掛け算も理解していない子に、因数分解の解き方だけ教えてくれというようなものです。
階段の上段の一段だけを求められても、私の手法や技能では対応しようがありません。  


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