豊かな心とは、感情の起伏の大きさなどではありません。他者に対する寛容さをいうのです。 「犬が喜ぶものを知りましょう」ではなく、「あなたが喜ぶことやあなたに認められることを喜ぶように」 犬を育てていくべきだと思います。
もちろん上手に感情を伝えることは、即席にできることではないかもしれません。 しかし犬は、元来、相手の感情を察知する能力に非常に優れています。 もっとも一般的な感情としてあげられる、喜怒哀楽。 このうち怒と哀はマイナスなイメージから、 とかくいけない感情であるかのように思われてしまいますが、
社会性のある集団生活を営む動物にとっては、 行動規範の基準を持つうえで重要な役割を果たします。
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