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トレーナー育成ビジネス

705困る犬・困らない犬
困る犬、困らない犬
  犬は、育て方次第とも言われますが、それは正しくもあり、正しくないともいえます。
以前は、多くの人が犬次第だと思っていたようですが、
昨今では逆に、何もかもまで、育て方や環境、経験によるものだとされてしまっています。
特に、狩猟や牧畜など古来からの長い歴史のある使役犬種の持つ犬種特性は、一般の人の思いをはるかに超えた先天的能力によるものです。
犬は、大きく次の三つに分けることができます。
1.誰が飼っても、けっこう困る犬
2.飼い主次第で、困るようにも、困らなくもなる犬
3.誰が飼っても、本来ならば、ほとんど困らない犬

旧来、訓練士が訓練を行なうのは、1と2の犬でした。
昨今のトレーナーが扱うのは、2と3の犬です。
科学的トレーニングの導入で、叱ることが禁じ手となったからこそ、3の犬もレッスンの対象となったのです。
3の犬というのは、飼い主が最初にきちんと犬との関係さえ築けば、日常でほとんど困ることはないのです。




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