教室の形態 |
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しつけ教室 指導方式の違い 参加人数:合同方式/個別方式 実施場所:出張方式/教室方式 授業形態:講演方式/実演方式/練習方式 参加対象:統一方式/級別方式 実施回数:単発/定期連催 合同方式・教室方式 問題の多くは家庭内で生じます。 家庭での犬の状況や家族の対応を見ることもなくできる回答は一般論のみです。 講演方式 ビデオなどの映像を使用することもありますが、 その内容は、原則として理論で教えることのできることがらとなります。 受講対象者が制限されていないものは、どうしても誰にでも共通する一般論のみとなります。 実演方式 用意されたモデル犬を扱いながらの講演です。 用意されたモデル犬のみを扱って見せる人を、私は信用しません。 練習方式 実際に犬を扱ってやって見せてくれない場合もあります。 実際に、あなたの犬を扱い行なって見せてくれない人を信用してはいけません。 統一方式 参加者の対象を絞っていない教室 大型犬も小型犬も、屋外飼育犬も室内飼育犬も、幼犬も成犬も 全て一緒に教えられる内容は、ごく限られてきます。 級別方式 大小、年齢、問題点などによって分類 当然に、細分化されているほどに内容は濃くなるのが本来です。 |
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しつけ教室の形態 犬の訓練所や広場や公園で行われるしつけ教室だけではなく、ペットショップや動物病院、あるいは保健所や愛護団体で、 あるいはマンションの自治会で開催されるしつけ方教室など、様々な形態や方式のものがあります。 イベント会場などで行なわれる【犬同伴で参加できる単発開催の教室】 通りすがりの一見さん相手の教室ですから、無料サンプルを受け取るつもりか本を立ち読みする程度の感覚で参加なさるのがよいでしょう。 行政や愛護団体などが行なう【犬同伴不可のセミナー形式のもの】 一通りの基礎知識を知っておくには良いでしょう。 しかし、質問ができないのであれば、本を読むのと大差ないでしょう。 ペットショップや動物病院で行なわれる【犬と参加する数回単位の教室】 初心者にとって最も参加しやすいのがこうした教室でしょう。 しかしながら、そのほとんどが、教え手の知識や経験に大きな疑問符が付きます。 毒にも薬にもならない、どちらかと言えば、カルチャースクール的なものが多いかもしれません。 行動学や行動治療を専門とする人による【カウンセリング主体の教室】 犬をしつけたいのであれば、行動学にのみ基づくアドバイスはお奨めしませんが、知識としては大変に有益です。 問題や悩みの解決を求めるのであれば、それなりに有益でしょう。 訓練所やトレーナーが【定期開催する犬同伴の教室】 当然にこれもピンからキリまでです。 主催者の専門性が高いことが多く、毒にも薬にもなりますので、 その教室があなたのニーズに沿った方針であるのかを事前に必ず調べておくことが重要です。 訓練士やトレーナーが出張して行なう個別の教室 前項と同じですが、躾が難しい犬の場合には最もお勧めできます。 |
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