教えるということ
ほめるの?叱るの?
ほめて教えることについては、どなたもが賛同しますが、
問題となるのは、叱ることの是非と、ほめる方法について、
つまり、オヤツなどのご褒美を与えることについての賛否です。
行動の判断を善悪ではなく、損得で決めさせることについての賛否とも言えます。
ほめて教えるのか、叱って教えるのか、について大きく意見が分かれます。
しかしこれは馬鹿げた議論で、なぜなら、ほめて教えることを否定する人はまずいません。
つまりこれは、叱って教えることについての賛否に他なりません。
「ほめること」と「叱ること」は、役割そのものがまったく正反対に異なります。
「ほめること」は何かをするように、「叱ること」は何かをしないようにというのが役割です。
自転車に例えれば、ほめることはペダル、叱ることはブレーキに相当します。