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同一の条件の元において、誰が行っても同一の結果が起きなければ科学ではありません。
多くの方が勘違いをしていますが、心の存在を否定するのが動物行動心理学です。
問題行動の原因を犬という内部にではなく環境という外部に求めますので、犬の能力や個性は考慮しません。
犬の気持ちを考えたトレーニングや、信頼関係に基づく訓練というのは、科学的な方法ではありません。
行動分析学の創始者スキナーが提唱した、オペラント条件づけという行動原理に基づく訓練方法をいいます。
オペラント条件づけとは、行動の直後の環境の変化に応じて、その後の自発頻度が変化する学習をいいます。
オペラント条件付けの行動随伴性の一つである正の強化を用いた訓練を陽性強化訓練といいます。
犬の気持ちや信頼関係といった抽象的概念や、個々の性格を排除した、行動原理に基づくトレーニング方法です。 |