ただ、お散歩をしているように見えるかもしれません。
でも、ガウンやハーネスをつけているとき、補助犬は仕事中なのです。
犬には、声をかけたり触ったりをしないようにお願いします。
もしも危険に遭いそうだったり、何か困っている様子が見えたりしたなら、
犬にではなく、かならずユーザーに声を掛けてあげてください。
盲導犬のユーザーを誘導するときには、相手の手や腕を持つのではなく、相手の方に自分の腕や
肩を持ってもらうようにしましょう。
犬につけているハーネスやリードを持つことは決してしないでください。
道案内のときに「あっち」「こっち」と言ったのでは、わかりません。向きを教えるには、
「時計の何時の方角」といった伝え方がよいでしょう。
介助犬を連れていても、ユーザーが必要とする全てを犬がサポートできるわけではありません。
車椅子を押す場合には、小さな段差であっても前輪を浮かせないと、つまずいて前のめりに
転倒させてしまう危険があります。
聴導犬を連れている方には、警報や緊急放送が流れたときは、教えてあげましょう。
なるべくなら、正面にまわってからコミュニケーションをとるとよいでしょう。
「手話ができないから・・・・」
大丈夫!逆に、手話のできない聴覚障害の方も結構いるのです。
読話や筆談、または、表情や身振り手振りだけでも伝わるものです。
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