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                ドッグトレーナー養成塾
 伊笠間カレッジ

    K-9ならぬPe10ドッグトレーナーのご紹介です。

    江戸時代にタイムスリップしたかのような動物愛護精神に基づく

    お犬様エスコートマニュアルです。





ギャラリー










Pe10教室

 これさえ読めば、今日からあなたもドッグトレーナー 

延々と続くペットブーム。そして今、不況を追い風に資格ブームが起きています。
「犬のしつけ教室」「ドッグトレーナー」は、ビジネスチャンスとして、
昨今で、もっとも注目を集めている一つと言えるでしょう。
獣医院やペットショップなど、今やあちこちで、しつけ相談やしつけ教室が行なわれています。

ドッグトレーナーほど、素敵な仕事はありません。
名刺一枚があれば、明日からでもドッグトレーナーとして開業できます。
資格不要・未経験可・施設不要・開業資金0 必要なのは、セールステクニックとコミュニケーション能力です。
といっても、犬についてのある程度の知識は必要ですから、本の2~3冊は読んでおきましょう。
もちろん、犬を飼ったことが無くても大丈夫です。

資格?無くても特に問題ありませんが、お金に余裕のある人はとっておいた方が、もっともらしいでしょう。
ネットで探せば通信販売でいくつも見つかるはずです。
今や乱立ですから、聞いたこともない団体の、何ら権威もない資格でも大丈夫です。

自分の飼っている犬を自分できちんと訓練することより、
あなた自身がトレーナーの資格を得ることの方がはるかに簡単なのです。
あなたが教える相手は犬ではなくて、その飼い主である人間なのですから。
あなたが自身が犬を訓練できるようになる必要なんて全くありません。





カナイン(犬科)をもじった「K9」は多く使われていて実在する可能性があるので、
ここでは仮に「Pe10しつけ教室」と名付けましょう。

お客様商売ですから、まずはお客の獲得が第一歩。そのためには、愛犬家受けのいいキャッチコピーが大切です。 「最新の」「科学的」「心理学に基づいた」「褒めて教える」「犬に優しい」
「犬が自ら喜んでするように教えます」「犬も飼い主も楽しみながら教えましょう」
「その子の良い面を伸ばすトレーニング法」などといったもので良いでしょう。

褒めて教える教室では、飼い主の方も褒められて教わることになります。
犬も褒められて嬉しい、人も褒められて嬉しい、先生も儲かって嬉しい。と三拍子が揃うのです。

ドッグトレーナー として必要なのは、人とのコミュニケーション能力です。
それと、もっともらしい肩書と話術、あとは営業の能力です。 どうせ、初めて犬のしつけ教室に参加する人には、教室の良し悪しなどわかりませんので、自信を持って言いさえすれば、もっともらしく思われます。

評判を高める上で、もっとも重要なことは客層の選定です。
犬を飼っている人の全てが、しつけ教室の生徒になるわけではありません。
まずは、ターゲットとなる層を知ることです。
もっともおいしいのは、初めて犬を飼ってちょっと困り始めた飼い主さんです。
犬との生活に夢を抱いて飼い始めて、困ったこともあるけど可愛いほうが上回っていて、
何かにつけて、愛犬のためにと考えるタイプの人であればベストです。
どれほど困っていても何とかなるのが小型犬ですので、なるべくならば大型犬は避けた方がよいでしょう。

教える相手は犬ではなく犬の飼い主さんですから、愛犬家の心理をきちんと知ることが大切です。
「不出来な我が子を庇う母心」「家族の恥は口外しない」といった飼い主心理に上手につけこみ、
まずは、「悪いのは犬ではなくて、飼い主です。」ということを、しっかりと教え込んでください。
犬が悪いとしてしまうと、ブリーダーやペットショップなどの紹介や協力を得られなくなります。

「近くに有名な訓練所があるので、商売が成り立つかどうか」といった心配する人も多いでしょう。
訓練所とは料金が全く違いますから、ほとんど問題になりません。
そもそも日本人の多くは、目に見える物に対してはお金を出しますが、目に見えない知識や技術には、
お金を出し惜しむものです。安かろう悪かろうかなと思っても、まずは、安いことを優先するのが普通です。

自分が教えるのは家庭犬のしつけであって、プロの訓練とは別物であると、初めから宣言すれば良いのです。
「もちろんプロの訓練士さんが訓練すれば、もっと、ものすごく出来るようになります。
でも使役犬ではないのだから、厳しい訓練は必要ないし、かわいそうですよね。」と言うことによって、
あんにプロの訓練=厳しい強制訓練=犬に負担であると広めればいいのです。
麻薬探知犬の中毒説や盲導犬の短命説なども、もともとはこうした流れから流布されていたのです。

「警察犬や盲導犬など使役犬の訓練は専門的な高等訓練ですが、
 家庭犬のしつけは基本的な初歩訓練ですから、誰にでもできます。
 また、誰にでも出来る方法で教えなければ飼い主さんにはできないのです。」
訓練士と比較された際には、「飼い主さんの気持ちがわかる」「飼い主さんの立場に立って」
「一緒に学んでいきましょう」といったアプローチで、顧客を獲得しましょう。

教室運営の大切なポイントは、初心者を相手に浅く、広く、行なうことです。
そもそも、訓練士とトレーナーのこのような違いを知るような人は少ないですし、知る人は人は犬を
飼い慣れた人ですから、もともとトレーナーを頼ったりしませんので全く問題ありません。

ものすごく大変な犬を連れた飼い主さんが来たらどうしようという、不安もあると思います。
でも、あなた自身がお客さんの犬を扱ったりしなければ、技術なんて必要ありませんし危険もありません。
さらに現実を言えば、本当に問題犬で困っている飼い主さんは、早々に諦めてごく自然に他所を探しますし、
料金設定がそれほど高くなければ揉めることもありません。それに、そもそも初めから「犬が悪いのではなく、
飼い主が悪い」と、飼い主に負い目をおわせてありますから文句も来ません。

医療の世界でも、賢い医師は実績数を上げるために、手術する患者を自分で上手に選ぶといわれます。
難しい犬を教えても1頭、簡単な犬を教えても1頭です。
こうしていけば、年月の経過分だけ経験年数は増えていきますし、経験実績も実績頭数は増えていきますので、
気が付けば、それなりのベテランに自然となっていきます。




しつけ教室では犬を預かりませんので、原則、どんなに悪癖の犬でもあなたにリスクはありません。
犬に訓練を施しても犬が良くならないのであれば、その原因は犬にあるか教え手にあるかのどちらかです。
預託訓練の場合には、飼い主にしてみれば、愛犬が悪いのか訓練士が悪いのかの選択になります。
しつけ方教室であれば、上手にできない場合は、飼い主が悪いのか、犬が悪いのかの選択になります。
実はトレーナーの指導方法が悪いのであっても、そうだと気がつく飼い主さんはそれほどいません。

愛犬家心理を巧みに利用しましょう。
失敗は、上手にできない飼い主の問題です。「上手にできるように練習してきてください。」の一言でOKです。
レッスン時間は、だいたい50分前後が良いでしょう。
実際のレッスンの進め方としては、通ほとんどの時間は「お話タイム」にしましょう。
「犬の集中力を考えれば、せいぜい15分が限界です。」この一言で、教室での実技はほんの少しですむのです。

レッスンの開始直後は犬たちは興奮していてかまいません。
むしろそのほうが、レッスン終了頃の犬の落ち着きを、レッスンの成果としてアピールできます。
鉄板の法則がありますから、レッスンそのものに自信が無くても大丈夫です。
それは、「慣れる」「飽きる」「疲れる」です。イギリスの諺にもあります「疲れた犬は、良い犬だ」と。

レッスン中に問題行動をおこしたときもほったらかしておきます。
「相手をすると、それがご褒美になってしまいます。無視してください。」と、気にもかけないふりを続けます。 教室の最中に無理にさせようとしている飼い主さんがいると、させられないことに気が付かれてしまいますので、「無理強いしても、犬はその一時、嫌々するだけです。」と一声かけるようにしましょう。

そして、「犬の知能は、人間の三歳時並みと言われています。あなたは、三歳の子供に・・・・」と言えば、
犬はできなくって当たり前、むしろ、させようと思っている飼い主の側に非があるように思えてきます。
「強情な性格ですね。こうした子には無理強いすると反抗して咬むようになったりしますので、じっくりと時間をかけて犬に理解させるように教えていきましょう。」というアドバイスも長く通って頂くために良いでしょう。
一回の授業料は安くても、期間を長くして回数を多くすれば収入が増えるのです。

練習においては、先程述べた「慣れる・飽きる・疲れる」これが3つのキーポイントです。
このどれかで犬が問題行動を止めてくれれば、「これが叱らないトレーニング法です」の一言を忘れずに。
あとは、「このように自宅でしっかり練習してください。」と言っておけば、犬が良くなるかならないかは、
全面的に飼い主さんの日常の努力次第となります。

日常生活における問題行動の相談には、「これまでに間違った対応で、かなり強化してしまっているようです。」と、さりげなく飼い主に問題の原因があると意識づけておきましょう。 アドバイスは、とにもかくにも運動です。
なるべく多く散歩をさせるようにして、いたずらする元気もなくなるくらい疲れさせてしまえばいいのです。
「犬を飼う以上は、十分に散歩をさせてあげなければなりません。」「散歩というのは、単に運動だけではなく、日光浴や、社会性を養うなど・・・・」と、その有益性を説いて聞かせて、散歩にたくさん行かせることこそが、飼い主の愛情であり責任であるかのように洗脳してしまえば簡単です。


顧客満足度を高めるためのテクニック  
ポイント : 問題点から、飼い主の意識をそむける。        
      「短所を見るのではなく、この犬の良い所を見て伸ばしてあげましょう」    
ポイント: 問題点を、飼い主が受け入れるようにする。        
      「犬は生き物ですから、こうした行動は当たり前ですよ。」        
      「これは本能ですから、充たしてあげなければストレスになります。」
ポイント : あらかじめ、目標設定は低くしておく。
      一緒に歩くことも、左の横をきちんとついて歩くように教えようと思えば、若干の技術がいります。
      「警察犬などとは違いますから、ぴったり付く必要はありません。」
      「お散歩は、犬には情報収集でもあるので、臭いをかいだりさせてあげないとかわいそうです。」
      
問題行動の解決策としては、問題行動が起きる状況を分析して、その状況を作りださないようにします。
本気で噛みつく犬に対しての もっとも簡単な解決方法は、犬の嫌がることは一切させないことです。
問題が起きなくなれば問題は解決するのです。何も犬に教えて犬を変えようなどと思う必要はありません。

飼い主には、犬の要求をきちんと叶えてあげるように教えることです。
欲求をみたしてあげないから、欲求不満になり、 問題行動を起こすのです。
飼い主が、もっと犬を散歩に連れ出してたくさん遊ばせてやるようにすれば、犬は疲れて大人しくなりますし、
犬の気持ちを理解した犬に優しいトレーナとして、あなたの評判も高まります。

むりに成果をあげようとしないこと。
問題を抱えて困っている飼い主さんにも、焦らないことをまず伝えましょう。
ゆっくり時間をかけることで、生徒は長く続けてくれることになります。
焦りは飼い主のエゴであって、犬に負担をかけてはいけません。

現実の問題をとらえた時に、何より重要なことは、成果よりもリスクの回避です。
犬に教えるのは飼い主なのですから、成果の有無は飼い主次第、飼い主責任です。
また成果の判定は飼い主の感じ方次第ですから、あなたは、飼い主の意識を犬の長所に向けさせることによって、生徒さんの感じ方を操作していけばいいのです。

このように成果の有無は大した問題になりませんが、怪我については、大きな問題になることがありますので、
十分な注意が必要です。
今、時代は動物病院過剰競争です。ほんのちょっとしたことであっても動物病院にかかりさえすれば、
もっともらしい病名をつけられ、診断書が出されてしまいます。
そのような事態を避ける最も賢明な方法は、犬を扱わないことです。

「訓練士さんが、チェーンカラーを付けて強く引っ張ったのですが、それから時々、咳き込むような嘔吐するような素振りをするのですが」と言って、全くそのような経験もなければ症状もない犬を連れて、獣医師の診察を受けたところところ、獣医大学付属病院を含む7軒中6軒が気管虚脱や頚椎損傷と診断したという話さえありました。

顧客ターゲットとしては、初心者が狙い目です。留守中の問題行動のトレーニングは難しいものが多いので、
そもそも長時間、犬に留守番をさせることはいけないことだと伝えましょう。
それが動物愛護であり、対等な家族として迎えた飼い主としての当然の愛情であると信じさせることです。
うまくすれば、シッター業務もゲットできます。

伊笠間ドッグトレーナー心得

○ 預かり訓練は、あなたに莫大なリスクがあります。
  普段から、預かり訓練のデメリットを啓発するようにしておきましょう。

○ 犬を扱ってはいけません    
  ・技術が歴然とします
  < 決め台詞 >  「トレーナーのいうことをきいても意味がありませんから 」
       「弁別刺激によりトレーナーがいる時といない時で、 犬が行動を変えるようになります」  
○ 強制してはいけません
   ・犬にさせるのではなく、犬がするように、と教えます。
     「させる」ですと、失敗は、「させられなかった」になりますが、
     「するように」ですと、失敗は、「しなかった」になります。
      「人がさせる」のですと、できなかった場合は、させられなかった人の問題になりますが、
     「犬がするように」ですと、できなかった場合は、しなかった犬の問題となります。
  ・ キーワードは「自主的に」「すすんで」
  ・ NGワードは「強制的に」「無理やり」です。
  < 決め台詞 > 「嫌がることを無理強いするのではなく」「犬が好きなことを喜んでするように」

○ 叱ってはいけないことを伝えましょう。
  罰は好ましくないことを、最初からはっきりと飼い主さんに教育しましょう。  
  ・叱るには技術が必要です  
  < 決め台詞 > 「 科学的に効果のないことが実証されています」「 弊害や副作用があります」
       「信頼関係を壊します」

○ 褒めるのはオヤツで        
  ・オヤツを使えば、犬との信頼関係も犬に認められる努力も必要ありません。
  ・最も効果があり、犬が喜んでするようになります。   
  ・健康に良いという謳い文句でトリーツの販売も行なえば、収益も上がります。

○ 個性の尊重
   「犬にはそれぞれ個性がありますから、まずはその子の性格を知りましょう。」
  ・ 個性を認めることにより、成果の基準をうやむやにすることができます。
  ・ 足並みのそろわない犬の飼い主さんには、別料金の個人レッスンを勧めましょう。

○ 質問されて困った時には。「原因はストレスです。」と対応しましょう。
  「ストレス」これほど便利な言葉はありません。 これには、誰も正面切って否定することはできません。
  論理的見解は論理的に反論されますが、「嫌なものはイヤ!!」というような、
  いわゆるウーマンズリーズンに対しては、反論のしようがありません。

○ 犬の訓練を極めてはいけません。 自らの主張がなければ、誰とでも仲良くできます。
  出る杭は打たれますので、異なる意見には、当たり障りなくかわしましょう。
  返答例としては、「ワンちゃんによってなので、どれが正しいというわけではありませんね。」と、
  こう答えておけば、誰にでも寛大な大人の対応に見られます。
  お客様にも、あたかも方法の引き出しをいっぱい持っているように思われます。


上手な運営マニュアル

・和気あいあいと楽しい時間を提供しましょう。
・できなかったときの言い訳を、常に用意しておいてあげましょう。
優しいトレーナに思われるだけでなく、飼い主も言い訳することによって自らも納得するのです。
愛犬にストレスをかけないように、ストレスの原因となるものは取り除いてあげましょう。

「犬の一生を考えて、長い目で見てあげましょう。」 「教室の修了は、しつけの修了ではありません。」
しつけ教室に通うのは、限られた期間であって、その間にいい子にさせる訳ではありません。
教室では、犬への教え方(ハウツー)を教えるのですから、教わった飼い主が、日々、愛犬に教えるのです。
犬のしつけは一生を通して行なうものです。
「飼い主さんが焦らないように」「犬に負担の無いように少しずつ」 「大人になれば落ち着きます」
「若い時だけのことですから」 「見守ってあげましょう。」「個性として認めてあげましょう。」
「一緒に楽しむぐらいの気持ちで」「それもすぐに、思い出になりますよ」
半年一年もすれば、そのうちに飼い主の側も、慣れるし、諦めるし、さもなければ他に移ります。
他に移ると、差が見えて困るのでは?と思うかもしれませんが、その時点ではもうすでに訓練の適期を
逃していますから、他所にいってもそれほどの成果は出ませんので大丈夫でしょう。
あたかも優しさであるかのように、「ゆっくり」「少しずつ」というアドバイスをすればよいのです。
飼い主にそう思い込ませれば、在学中にしつけ教室としての成果を出さなくても済みます。

Q.十分な知識がないので不安なのですが?
A.ほとんどの飼い主は、犬の飼い方すらよくわかっていませんから大丈夫です。
  教本にあった話をきちんと覚えておけば、感心されることしきりです。
A.豊富な知識を延々と披露するよりも、話をたくさん聞いてあげることの方がよっぽど好かれます。
  今の時代に求められているのは、自分を受容してくれ、認めてくれる相談相手なのですから。
A.そもそも飼主さんが求めているのは、あまり勉強や練習をしないで、
  時間もかけずに、それこそ楽しくできる方法なのです。





養成学校


 
 
もちろん、あなたがドッグトレーナーとして活躍することもよいでしょう。
しかしあなたに、若干の資金とビジネス経験があるのであれば、 「金儲けの鉄則は、金儲けをしたい人から」
とも言われるように、 ドッグトレーナーになりたい人を対象にした方が、より利益をあげることができます。

「犬のトレーナーになりたい」「可愛いワンちゃんと一緒に楽しく仕事がしたい」
でも、修業は嫌!住み込みなんてとんでもない!!
きつい・きけん・きたないじゃなくって、知的な仕事がしたい。
「犬に理解のある優しい人なのだと、自分で思いたいし、周囲の人に思われたい」
そんなドッグトレーナーを夢見る人がたくさんいます。

ドッグトレーナー養成ビジネスなら、そうした人達の夢のお手伝いをしながらお金儲けができるのです。
まずは、団体を立ち上げましょう。家庭犬しつけ指導協会などといった、 もっともらしい名称の団体を
自分で立ち上げ、協会公認の資格を発行すればよいのです。
設立に際して許認可などは必要ありませんし、資格や経験なども一切不要です。

大金を払って資格を得た人にしても、自分の得た資格は、なるべく価値のあるものに見せたいのです。
認定証も箔のあるものの方が喜ばれます。 開業後には自分のHPに掲載できるほど見栄えのするものにして
あげるとよいでしょう。 また、資格に等級をつけることで、長期にわたって収益をあげることができます。
施設があればベストですが、なければ通信教育でもかまいません。 ときどき、肩書のある有名な人を招いて
セミナーを開催すればいいのです。 教材は、市販の書籍を購入させて教本にしても良いのですが、
犬学や動物行動心理学の本を参照に、 オリジナルの教材を作成したほうがもっともらしくなるでしょう。
資金があるのであれば、一般の愛犬家を対象とした犬用のデイケア施設といったものを併設して、
生徒の実習施設とすれば、わざわざ人件費を払って従業員を雇うこともなく運営することもできます。

「でも、犬の訓練なんてしたこともないしできません。」という人もいるでしょう。
大丈夫、そもそもあなたが犬を訓練する必要などまったくないのです。
そもそもしつけ教室では、犬に訓練をするのは飼い主さんなのですから。
トレーナーやインストラクターは、飼い主に教えるのが仕事ですから、犬の訓練などできなくてかまいません。
ましてやあなたがするのは、そのインストラクターに、飼い主への教え方を教えるだけなのです。

生徒さんには、開業後もトレーナーには犬を扱う技術は必要ではないことを、初めにきちんと教えておきます。
「技術を持たない飼い主さんでも教えられる方法を教えるのですから、技術なんて必要ありません。」
この一言で、実技教習はほとんど不要なものになります。 もしも、飼い主さんに実際の方法をきかれても、
「大切なのは飼い主さんのいう事をきくことであって、トレーナーのいう事をきいても意味がありませんから」
と言えば、トレーナーがやって見せる必要もないことを伝えておけばいいのです。
当然にこのようなドッグトレーナー資格ですから、犬には通用しませんが、飼い主さんには十分に通用します。
トレーナーを目指す人に対しては、「犬に教えるのではなく、飼い主に教える」ことを徹底しましょう。

商売としての心得
生徒の募集に際しては、新卒・主婦・脱サラ・定年退職者など、なるべく対象を広くしましょう。
通学しやすいような立地や授業時間帯の設定は重要です。
資格取得までの期間は、長すぎず短すぎず、が肝要です。

資格を与えて開業に導くまでがあなたの仕事です。
そのトレーナーが稼げるかどうかは、本人次第の自己責任です。
さほど心配しないでも、たくさんの生徒を集めれば、それなりに商売上手な子が、何割かは必ずいるものです。
そもそも大金を払って資格を得た人たちは、自分の得た資格をなるべく大層なものに見せたいのですから、
うかつに悪口は言いません。
むしろ気を付けるべくは、脱落者を少なくすることが大事です。
世の中の常で、脱落者は自己正当のために悪口を言って回ります。





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