いずみ愛犬訓練学校
 学 校 紹 介  

   いわゆる犬の訓練所のイメージとは、ほど遠いかと思います。

   立派な犬舎もありませんし、広大な訓練場もありません。

   展覧会や競技会とも縁遠い、全く無名の小さな訓練学校です。

   でも、一般の家庭そのままの環境だからこその訓練があります。





ギャラリー



ご 挨 拶お知らせ


当校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
私が当校の校主として表立っておりますが、事実上は教頭一人が全てを切り盛りしている極めて零細な訓練学校です。
しかも、非常に効率の悪い方式を行なっているために、こなすことのできる仕事の量に限りがあります。
そのためこのホームページもお客様の獲得を目的としておらず、どちらかと言うと意見広告的なつもりで作っています。

営業センス0、宣伝・広告嫌い、社交性欠如にも関わらず、開校以来20年以上にわたって仕事を続けてこられたことは
ひとえに本当に良い愛犬家の皆様に支えられてきたおかげと、心より感謝しています。





略歴

1957年 
神奈川県鎌倉市生まれ
東京農業大学農学部畜産学科中退
NHK学園介護福祉士コース修了
東京、横浜、鎌倉の訓練所にて修養、犬の訓練を学ぶ
日本警察犬協会      公認訓練士
ジャパンケンネルクラブ  公認訓練士

若い頃は、テレビや映画の撮影の仕事を多く担当していました。
ほとんど全ての訓練士が、訓練競技会という舞台で技術や経験を積んでいく時代でしたが、
私が訓練所での修業時代にもっとも多く手掛けたのは、テレビや映画に出演する犬の訓練でした。
そのせいか良くも悪くも、技術面でも考え方でも一般の訓練士とは、かなり違った訓練を身につけていったようです。
撮影所のセットの中という異様な空間の中で、カメラが構え、物干し竿の先に付けられたような大きなマイクが動き回り照明があてられ、多くの見知らぬ人たちが常に動き回る状況の中で、特定の動きを求められること。ロケに出れば、犬にとっての誘惑も排除できない街中のあらゆる環境の中で、全てをノーリードかつ遠隔で指示をしなければなりません。


初めに手掛けたのが、「ふしぎ犬トントン」という子供向けドラマでした。
当初は訓練所の犬で撮影を開始しましたが不都合があり、急遽、私の実家で飼っていたエアデールテリアのボニーを使うことになりました。
まだ見習い訓練士として訓練を勉強し始めたばかりの頃で、犬の訓練の出来など、今思えば、まさに赤面ものです。
それでも上手にカバーして下さったスタッフの皆さまには、今更ながら頭が下がります。

              愛犬ボニー 生後6ヶ月頃(実家にて)




 


宇宙からやってきた、地球の犬にそっくりな
トントンと鍵っ子の少年タローが巻き起こす
様々な物語です。
 
 

当初は全21話の予定でしたが、
延長し、全23話となりました。
 

主題歌は、フォークソングシンガーの
はしだのりひこさんで、
ドラマにも出演されました。
 
 
 
     

最終回 鎌倉の海岸にて撮影

当時はまだ珍しかったラブラドールも共演
 

両手を腰に当てて後ろに立っているのが
若き日の私です。




2013年10月17日放映の「徳光和夫の逢いたい3時間SP」という番組 で、坂上忍さんと再会しました。 



 
 
 
   
     
 
   

 
   

   
 
   
 
   
 
   
 
   
 
   
 
   
 
 
   
 
   
 
   
 
   
 
   
   
 





名犬ゴローの冒険は、カナダの東端の街ハリファックスから、西端の街バンクーバーまでの8000Kmの大陸横断の旅に出た家族が途中で交通事故にあい、家族と離れた犬が一人で日本に帰ってくるという、テレビドラマならではの物語です。
カナダロケは約5週間の日程で、ゴローとタローという2頭の柴犬とメリーというトイプードルを連れて渡航しました。


1982/8/26放映 木曜ゴールデンドラマ
出演 北森久美 西田健 松本留美 アーサー黒田



 
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
 
置き引き犯の役で
 
鞄を盗んで逃げる
 
若き日の私です。
     
     
     
     
     
     
     
     
     








補助犬の育成

1990年代半ば、古くからの知人であった佐藤氏(故人・日本パートナードッグ協会代表)の依頼を受け、
介助犬の育成と訓練に取り組みを始めました。まだ身体障害者補助犬法が制定される以前の話ですが。
現在は、日本サポートドッグ協会およびウェルフェアポート湘南において、
介助犬・聴導犬の育成や訓練の指導にあたっています。


わんわん共和国(産経新聞社刊) 
 
 
 
 




STVニュース 特集 介助犬を目指して





 
   
 
   
 
   
 
   
 
   
 
   






家庭犬の訓練

開校当初より主体は家庭犬のしつけ訓練です。
オヤツを使わない、ボールやオモチャを使わない。
ほめると叱る、もっともオーソドックスとも言える「基本に忠実な教育方法」を現在でも貫き通しています。


   ロシア語の同時通訳者で作家の
米原万里さんの著書
「ヒトのオスは飼わないの?」 の中で、
米原さんの愛犬クレちゃんが、
本校に入学した時のいきさつが語られています。
( ちなみに清水先生という仮名で登場しています。)










警察犬の訓練
犬の嗅覚やその使役への興味から、警察犬の訓練にも取り組んでいます。


 嘱託警察犬委嘱式の様子(TVKニュース)


 嘱託警察犬委嘱式の様子(神奈川新聞)


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